愛しかなくてやばい

競馬のことを書きます

私ってなんなの?

ざっくりすぎるけど、端的に言うとこういうこと。「騎手にとってファンって何?何がほしい?」。

 

応援している騎手がいて、あ〜この人好きだな〜と思う瞬間がたくさんある。私にとってのそれは恋に近い。ほぼ恋。

でももしそれが恋だったら、私を好きになってほしいと願うものだけどね、騎手にはそれがない(私は)。だから逆に困っているのだ。

 

あなたにとって私って役に立ってますか?

 

私がふとした瞬間に感じる謎の無力さの根幹はこれ。ただ応援しているだけではどうやっても騎手の力にはならないのでは、ということがもどかしくて時々悲しくなる。

 

私は騎手からたくさんの力をもらう。仕事が上手くいかない時、なんだか分からないけど元気が出ないとき、恋愛だったり友達のことだったり家族のことだったり、とにかく様々な場面で助けられてきた。それなのに私はその感謝を返すことはできないのだろうか。あ〜無力〜。

 

たまに騎手のインタビューやコラムでファンへの感謝を話してくれる騎手がいたりする。でも本当なの?本当に応援だけでいいの?って思う(笑)物がほしい?お金?石原さとみだったら、「好き」なんて言葉が力になるのかもしれないけど、私が言ったら騎手が落ち込んじゃうかもな(?)

 

じゃあ私ほんとに無力じゃん!?ファンとしてやれることってないのか?!と思って、少し考えたんだけど、やっぱ直接本人のためになることってないんだよ。でも競馬場に行って写真を撮ったり、レースをたくさん見ていく中で私がどんどん魅了されるのは、それだけその人に魅力があるからなんだよね。じゃあそれを伝えるのがファンとしてできることかな…と最近考えるようになった。

 

ファンが多いからと言って騎手は何の役にも立たないのかもしれない。馬券を買っても本人のためにはならないしね。でも、毎週毎週素晴らしい騎乗をしてたり、ふざけてるように見えて実は誰よりも努力家だったり、笑顔がかわいかったり、実はおしゃべりすぎてキャラが濃かったり…そんなことをファンじゃない人に向けて伝えていけば、いつかきっとどこかで本人のためにもなるんじゃないかと思った。

 

ただの片思いだったら、私の好きな人は誰にも教えたくない!って思ってたけど、素敵なところを思い余すことなく言いふらすことができるの最高だね(突然の終わり)